セルフクリンチングファスナーとは、下穴を開けた部材にプレス圧入することで締結される、ナットのような締結具のことです。
締結具には、スペーサやスタッドなどさまざまな種類があり、安定した締結力と美しい仕上りが得られることが特徴です。
ねじ立てが困難な薄板、溶接できないところなど幅広い用途に活用されています。
主な製品は、パソコン、通信機、自動車、交通機器、航空宇宙、工作機械、産業ロボット、
医療機器、建設関係、計測機器、アミューズメント関係、その他さまざまな分野で使用されています。
板厚に応じた「かしめ」も容易です。
一度取り付けると、ゆるんだり落ちたりする心配がありません。
溶接のように資格は必要なく、初心者でも簡単に作業ができます。
複数個所を一度のプレス工程で行うことが可能で、作業工程の短縮や締結コストの削減も実現します。
0.5mm程度の極薄板、SUS304材などにも対応します。
セルフクリンチングファスナーと同じように締結する方法として、溶接スタッドやバーリングめねじ加工、加締め(カシメ)ボスなどがあります。
これらによる締結と、セルフクリンチングファスナーとの違いについて紹介します。
溶接スタッド
バーリングめねじ加工
段曲げ後のバーリング加工
加締めボス
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